Travel'  2007 Taiwan  台湾:台北旅行記

台湾旅行3日目(2007−01−03)

 3日目はトニーレオン主演の映画「非情城市」の舞台となり、宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」の景色のモチーフとなった街、ジュウフェンを最大の目標にしました。ジュウフェンへはMRTで「台北車站」へ行き、台鉄に乗り換えて、瑞芳駅からバスに乗るのですが、この日も、取りあえず、MRTの便利な一日票を購入しました。

【ジュウフェン】
 ノスタルジックな街、ジュウフェンへ行く日は、他にも色々な場所へも行ってみたいと思っていたので、朝8時頃、ホテルを出ました。すると、残念なことに、台北には雨が降っていました。ボクは結構、晴れ男で、雨期のバンコクやジャカルタへ行っても不思議なほど雨に降られなかったので、台北もこの時期は雨が多いと聞いていましたが、大丈夫だろうと思っていました。それが雨です。
 ジュウフェンの奥地でランタンで有名な菁桐方面へも行こうかと考えていましたが、恐らく無理だろうなと思いました。台鉄の切符売り場へ行き、瑞芳へ行きたい旨を伝えると、若い駅員さんですが、日本語ができ、普通車と特急の指定席のどちらかを聞かれました。値段が少し違うみたいですが、80元(304円)で特急列車、自強號の切符を購入。9時丁度の列車で30分くらい余裕があったので、朝食をとって駅で待ちました。



 瑞芳駅の写真です。
 (後日談:写真は瑞芳の駅で帰る時に撮影したものですが、右の写真で特急列車自強号とツーショットになっているのは、自分だと、けゆびおさんがネットサーフィンしてたどり着いたことを教えてくれました。凄い偶然で良い思い出になりました。けゆびおさんの旅行記にも自分が後姿で出演していました。
 けゆびおさんの旅行記はコチラ



 瑞芳駅につくと、やはり雨は止まないままでした。駅前のバス停からバスに乗り、山道を進むと、バスは舊道口バス停に到着。まだまばらにしか開店していない商店街を横目に、写真真ん中の映画の舞台で有名なスポットへ行きました。日本人観光客も結構多く来ていて、雨のため傘を持った人が多く、歩きにくかったですが、良い雰囲気の街並でした。右の写真は映画の撮影スポットのレストランで撮らせていただきました。


 山の景色もじっくり楽しみたかったのですが、雨で雲もかかり、くっきりとはしていませんでしたが、その分、観光客もあまり山の奥まで来ていなかったので、一人で離れた山中をのんびり歩けました。数か月前に、ケーブルテレビ放映していた、スカパーとtaipeinavi.comとのコラボ番組で紹介していた、天空の城というオシャレなお店でお茶でも飲んでくつろごうかと思っていたのですが、開店前で諦めました。他にもお茶を出す、景色の良いお店が多く在ったのですが、雨で屋外で一息とはいかないだろうと思い、結局、安い食堂で一休み。野菜系の麺を食べて温まりました。観光地でしたが、コチラもかなり安かったです。


 12時半頃、一旦、ホテルへ帰り、少しだけ空腹感があったので、取りあえず、雙城街夜市へ行き、焼き豚が載っているご飯を注文。55元(209円)という安さで美味しかったです。



【中正紀念堂】
 雨のせいで前日ほどの行動はできないだろうと思い、一日票を使い、市内を散策することに。まず、昨日訪れた台大醫院駅の隣の中正紀念堂駅で降りて、中正紀念堂を見ることに。考えてみれば昨日寄れば良かったのかもと思いつつ訪問。中正紀念堂は、本当に驚くほどの大きくて広々とした空間利用。見に来て良かったと思いました。


 上の写真、左はMRTの駅です。


 写真は少し白くなってしまっていますが、紀念堂の正門、物凄く大きかったです。


 紀念堂を見た後は、近くの街を散策、世界的に有名な小龍包のお店、ティンタイフォン(鼎泰豊)のお店の前も行ってきました。

【龍山寺・紅楼】
 中正紀念堂駅から小南門線、土城線を乗継、龍山寺駅へ。台湾の有名なお寺の一つ、龍山寺を見学。現地の参拝客が凄く多くいました。その後、今日、4度目の食事、ジーロウファン(鶏肉飯)を食べ、紅楼を見て西門駅へ。


【ビアホール】
 今回の旅行では、一人歩きで屋台や食堂ばかり入っていて、そういうお店ではまったく好物のビールを拝むことがありませんでした。自分へのささやかな思い出作りの為にと思い、ガイドブックに載っている台湾ビールの工場直営のビアホールへ行くことにしました。板南線の忠孝新生駅で降り、徒歩10分の場所と書いてあったのですが、住所を勘違いして、間違えた方向をひたすら30分くらいさ迷い続けました。おかげで、しっかり良い時間になり、ビールも美味しくいただけました。しかもコンビニで買っても32元(122円)ほどするのに対し、ここでは生ビールが50元(190円)でした。料理は100元(380円)と高く感じたので、おつまみ系の50元のもので、豚の鼻だか頭だかの皮と書いてあるものを選びました。50元で美味しくボリュームがありました。ビールをお代わりしたので、締めて150元(570円)で嬉しいビールを堪能できました。お客さんは台湾人がほとんどで、日本人の駐在員さんみたいな方が2人だけいました。天気が良ければ外でも飲めたのに、残念でした。


【士林夜市】
 しばらくは街中でお土産になる物を探しつつ、結局何も見つからないまま、この日最後の訪問先、士林夜市へ行くことにしました。淡水線剣譚駅で降り士林駅まで歩くことにしました。テレビでも見ましたが、最大の夜市で色々なものが売ってたり、体験できたりと言うことでしたので、楽しみにしていましたが、生憎の大雨でほとんど何もできずに退散することになりました。日本で例えるなら、原宿の竹下通りと上野のアメ横通りが混ざったような感じもしました。飲食店も多かったので楽しみでしたが。
 
【夜食】
 3駅ほど隣のホテルへ到着する頃には、雨も小降りへと変わり、がっかりしました。雨のおかげでだいぶ行動も少なくされてしまい、もったいない1日でした。ホテルでテレビを見ながら過ごしていると、またもや食欲が湧いてきて、悩んだ結果、またもや近くの雙城街夜市へ。近くにある為に、重宝しました。
 本日6度目となってしまう夜食は、具沢山のアンカケの中に麺を入れた感じで、熱くて今までで1番美味しい麺でした。写真を撮るためにカメラを持って出かけたのですが、すでにシャワーを浴びたり、電池を充電したりと、くつろぎモードに入っていたため、電池無しのカメラを持ち歩いていました。残念。





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